日本の高齢化と睡眠

先月睡眠・認知症予防シンポジウムをWEBにて受講する機会がありました。

高齢化=介護というイメージがすぐに浮かびますが。。
高齢化=認知症という現実を真剣に考えなければならない時代に生きているようです。

【超高齢化社会に伴い、認知症を患う人の数が 2025 年には 700 万人を超えると の厚生労働省推計値が発表されていますが、これは 65 歳以上の高齢者のうち 5 人に 1 人が認知症に罹患する計算です。】


そして、認知症と睡眠との関係は大きく関与しているといわれています。
7時間未満の人の認知症リスクが高くなるというデーターがあります。
認知症になると、昼夜逆転や身体のリズムが崩れやすくなっています。

身体のリズムが崩れると、免疫機能が落ちてしまい、ちょっとしたことで体調を崩してしまう悪循環が始まります。

認知症予防にはキョウイクという言葉が大切だそうです。

キョウイクと言っても

「今日行く用事ある?」

何歳になっても、はつらつとした生活を過ごし、身体を動かし鍛える必要があります。
特に高齢者になると、不眠を訴え睡眠薬を服用し、夜中に排泄に目覚め意識がはっきりしないまま、つまづき転倒し最悪骨折ということが多く起きています。
骨折し、入院生活から認知症が進むという悪循環が起きています。


 

未来を予想するときに一番読めないのが、自分の寿命。
「老後なんてまだまだ先!」
と思っていても、今日からの健康貯金が豊かな老後を守ってくれます。

特に質の良い眠りは、脳のデトックス。
眠りで脳を正しくケアして、健康長寿を手に入れましょう。